「亥の子」

 

 「亥の子」いのこ っていう行事をご存知ですか?

 大島小学校区で今も行われている民間伝承行事?です。Wikipediaに「亥の子」「亥の子餅」の項目で記載があります。少し様子は違いますが、同じ行事のことと思います。

   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A5%E3%81%AE%E5%AD%90

 

 

 

 

 杉生の集落の家々を子どもたちが一軒一軒回り、玄関先でわらを束ねた棒で土間を叩きながら歌を歌います。

 

 

 

 

 藁を束ねて棒になったものを一人ひとり持ちます。子どものおじいちゃんに全部作ってもらったそうです。

 

 

 こんな感じの藁の棒です

 

 

 

  

 

 玄関先で「いのこで~す」と声をかけると、家人が玄関をあけて迎えてくださいます。

 歌いながら土間を叩き終わると、お礼に、お駄賃を一人ずつ受け取ります。

 

 

 

 

 夕方から回り始め、終わったのは夜の9時頃。保育園児から中学生まで、眠かったりお腹がすいたりしながら、最後まで頑張ったようです。

 

 

 

 大島小学校区では、今回の写真で紹介した杉生地区の他にも、西畑、鎌倉でも同じように亥の子の行事が続いていると聞いています。

 

 

 集落の中のどの家も子どもたちが回る。

 地域の住人も子どもたちを迎え入れる。

 こうした行事をとおして、子どもからお年寄りまで、一人ひとり顔が見え、それぞれ心が通う、つながりができているのだと思います。

 

 とかく希薄になりがちな現代の地域社会において、とても大切なものが残されているなと思います。これからも続いていくことを願います。

 

 

 西畑・杉生の練り込みと同様に、町の文化伝統行事のような指定を受けて残せる方法はないものかしら....。もっと、宣伝してもいいと思います。

 

 

 

(※写真は一部読者から提供をしていただきました ありがとうございます)

 

更新日:2018年11月16日 09:47:41