給食に関連して
昨日1月15日の給食に「小豆ご飯」が出ていました。小正月の小豆粥にちなんだものです。そこで猪名川町の民話を思い出しました。3・4年生の社会科の時間に主に使う「わたしたちのまち猪名川」に載っていた話です。それも、元の出典は猪名川町史だそうです。小豆は邪気を払うとされ、昔から好まれていました。今でも馴染みのある食材ですね。小豆ご飯とお赤飯の違いは、うるち米と餅米といったところでしょうか?
給食ついでに、明日1月17日の献立は震災に関連しています。朝ドラでも取り上げられていますが、おむすびや炊き出しにちなんだメニューです。ライフラインが止まってしまった時にどうするか。今の小学生には実感としてはわかりにくい話かもしれません。「おいしい・おいしくない」「好き・嫌い」ではなく、生きるためには何でも食べなければいけないし、限られた食料を分け合ってみんなが助け合わなければなりません。お風呂にだって入れないし、プライバシーも確保できません。みんなが少しずつ我慢しながらストレスとも闘わなければいけません。そういう思いはしたくないですが、いつ来るかわからない災害のために子どもたちには防災教育を行っています。学校だけでなく、家庭や地域でも訓練をして意識を高める時代となっています。こんな時こそ「地域力」の出番です。
ありがたい学校給食ですが、給食費が上がるそうです。国からの助成がどうなるのかが、まだはっきりわかりませんが。そして、大島小学校の保護者の方には、給食費の引き去り口座についてのお手紙が明日、1月17日に出る予定です(ミマモルメで配信)。ご一読ください。
更新日:2025年01月16日 13:35:00