運動場のヒバリ?の卵

運動場のヒバリ?の卵
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さて、1枚目は6月12日(金)の運動場の様子です。お気づきになられましたか?

そう、朝礼台の場所です。今朝までは朝礼台が運動場の真ん中に陣取っていました。理由は以前にお伝えしたように鳥の巣があり、そこに卵があったからです。ヒバリかな?と言っていました。
それが5月29日(金)には3個あった卵が、土日を挟んで6月1日(月)になると、どういうわけか1個になっていたのです!?しかも、殻もありませんし、ピヨピヨ鳴いている雛もいません。ヘビか大きな鳥に食べられたか?だとしても・・・
私がヘビならば、卵2個を丸呑みして、いくらお腹がいっぱいでも、もう1個食べちゃいます。明日にとっておこう・・なんてしているうちに他の生き物に横取りされるかもしれません。無理にでも、あと1個を食べたいです。まさか、動物にカレンダーが通用するはずはなく、5月はここまでにして、6月に残りを取っておこう、なんて考えるはずはありません。『なぜ、1個だけ残っているのか?』不思議でした。

今日(6/12)、ようやくわかりました。最近、親鳥も見かけなくなりました。最初の頃は卵を温めに来ていたと思われます。しかし、ここ最近は全く見かけません。日数もだいぶ経ったので、もう残りの卵もふ化しないかな?と思い、確かめてみると、なんと中身は空っぽ。つまり、ず~っと殻だけが残っていたのです。最初からなのか、2個が無くなった時からだったのかはわかりません。空の殻は風で揺れるほど軽くなっていました。
ということで、朝礼台は元の位置に戻りました。大島小学校の子どもたちも気にしてくれていたので、空になった卵を紹介することにしました。小鳥の誕生を心待ちにしていた子どもたちにとっては「なんで?」とすぐには納得できないようです。でも、これが自然なのですね。ヘビかカラスが食べたにしても、ヘビもカラスも悪者ではありません。食べなきゃ自分が死んでしまいますから。生きるために他の者を食べる、自然界では当り前です。また、卵も全部が全部大人になるとは限りません。小動物ほど生き残る確率は低いです。いわゆる食物連鎖の頂点にいる動物は卵や赤ちゃんを産む数が少なく、外敵に襲われる確率も下がります。「弱い」生き物ほど、たくさん産んで、その中から何匹かが成長し子孫を残し、「強い」生き物は少数精鋭といったところでしょうか。そうやって個体数のバランスが保たれています。さて、人間は「弱い」?それとも「強い」?霊長類として進化を遂げたヒトは、生態系の上の方にいますが、一人で草原に置かれると決して強くはありません。知恵を持ち、社会を築き、道具を使うから強いと見えるのでしょう。「弱い」「強い」で判断することではないのかもしれません。

とにかく、自然は私たちが思う以上に厳しいようで、それは言葉で説明するよりも、子どもたちが生の体験として感じる方がいいのではないかと思います。少し残酷なような気もしますが、目を背けたり嘘で誤魔化したりせずに、実際を受け入れるべきではないでしょうか。きっと、またヒバリに限らず、いろんな生き物が巣を作ったり、卵を産んだり、子どもを育てたりする場面に大島小学校の子も遭遇するでしょう。今までのいろいろな経験がその時に活かされればいいな、と思います。
(長くなっちゃいましたね。読み疲れたでしょう、ごめんなさい。)

公開日:2026年06月12日 11:33:12
更新日:2026年06月12日 12:45:56