子どもの目のつけどころ

子どもの目のつけどころ
左から、カレーピラフ、揚げまぐろのレモンソースかけ、バジルポテトサラダ、ジョア(プレーン)、ラタトゥユです。

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今日の給食は、カレーピラフ、ジョア、ラタトゥユ、揚げまぐろのレモンソースかけ、バジルポテトサラダとカタカナがいっぱい!!
念のためにお伝えしておきますと、毎日の給食では牛乳が出ます。月に1回か2回、ジョアになることもあります。その味もプレーンやマスカット、ストロベリーなど時々で変わります。今日はプレーンでした。ご飯も、白飯の時が圧倒的に多いです。パンが出ることは稀で基本は米。おかずと合わせて日本食の良さを感じられます。日によって和風、洋風、アジアン風、エスニック風・・といろいろと献立を工夫してくださっています。日本の料理でも郷土料理を特集してもらっている期間もあり、食育を楽しめます。
そうそう、今日のメニューを紹介したかったわけではないのです。
実は昨日・・・

5年生の社会科の時間でした。猪名川町では東京書籍という会社の社会科教科書を使用しています。教科書会社に連絡もせず、学校ホームページに参考のために少し掲載させていただきます。教育的利用の範囲で。
私たちの生活と食料生産という学習です。そこに給食の写真が4枚載せられています。それぞれ同じ学校や地方ではなく、その地方独自のお料理の紹介も小さく書かれています。『なるほど、地域でとれる材料をうまく工夫しているのだなぁ』と思って見ていました。
でも、子どもたちの目のつけどころはちょっと違いました。
「牛乳が違う!」
そりゃ、そうだけど、毎日同じ牛乳を見ていると、全国の小学生が同じ牛乳を飲んでいると思ってしまうよなぁ~。
そして、子どもの話し言葉そのままに書きます。関西弁の親しみのある話し方だと思ってくださいね。決して乱暴な口調ではありません。
「きっと、この写真、校長先生やん!」
「校長先生って?」
「校長先生がホームページ載せてるやん。きっと同じように、他の小学校も校長先生が撮ったんやと思う。だって(並び方が)同じやん!!」
「!!!!」
私は、最初、何のことか!?と思って教科書を上から眺めていましたが、『本当だ。食器の並び方、箸の置き方、一緒だ!』
そうか、子どもはそこを見て、『きっと校長先生が撮ったに違いない』と判断したのでした。スゴイ!!よく見てるなぁ。大人なら見逃してしまいそうなところです。食材の違いによる地方色にばかり目が行っていました。『地域によってこんなに違いがあるんだね、食器も違うし』とまとめたいところですが、同じ部分もしっかり見つけているのですね。いわゆる右利き用にテーブルマナーやお行儀というのは定型化しています。配膳の基本というものもある程度統一されています。学校にドップリと浸かっていると、それらは『当たり前のこと』として、何気なく繰り返されます。もちろん、それが文化となり生活の一部となるのですが、教科書に載せるような写真は「典型的な」写真なのでしょう。申し合わせたように同じ構図です。そして、私自身が撮った写真も。面白いやら、不思議やら。お箸の向きが反対でもよかったであろうに、ご飯の位置が奥でもいいのであろうに、右手にお箸を持ち、左手でお椀を持ち・・という礼儀作法にのとって、給食の配膳は定型化しています。左利きの人は食べやすいように配膳していいのですよ!でも、なんの疑いもなく、毎日これを繰り返している自分に気づかされました。子どもの純粋な目、耳、感性、大事にしたいものです。
決してマナーを守らなくてもいいとか、好きなように食べたらいいとか言いたいのではありません。同席している人みんなが気持ちよく会食できるように、そのスキルを身に付けておくことも大事な学習です。お箸も持ち方や口に物が入っている時にお話ししないとか。高学年の家庭科でも、会食のマナーやエチケットは学習します。でも、給食は1年生の時から、保育所や幼稚園の時から始まっていますもんね。
子どもの目のつけどころに驚かされたことを今日の給食のメニューに引っかけて、雑記帳で紹介してみました。今日は夏野菜を子どもたちはしっかり摂りましたよ!
東京書籍さん、この場を借りて、ごめんなさい!申請手続等なしに無断掲載してしまいました。ご容赦ください!

公開日:2026年07月14日 12:24:28
更新日:2026年07月14日 13:14:01