霜月二十日
霜月二十日
今日は11月20日。旧暦の表現では霜月二十日となります。現在の暦とは約一月ずれているので、旧暦の霜月二十日は約1ヶ月後の12月の下旬頃でしょうか。
3年生の国語の教科書に齋藤隆介 作・滝平二郎 絵の「モチモチの木」が載っています。おくびょうな豆太が大好きなじさま(おじいちゃん)のために、冬の夜にお医者さんを呼びに行く話です。そのお話の中にクマのことも出てきます。今までは文学作品の中のこととして捉えていましたが、今年は少し受け取り方が違います。
豆太は臆病なのですが、豆太のおとう(おとうさん)は「くまと組みうちして、頭をぶっさかれて死んだほどのきもすけだったし」という表現があり、「くまのうなり声」と思ったのは、じさまのうめき声で、「くまみたいに体を丸めて」うなっていたのです。(特に今年は神経質になってしまいます。あくまでも物語ですよ。)
そこで、霜月二十日の夜に豆太はお医者様を呼びに行くことになります。
今日は11月20日。霜月二十日です(再び)。モチモチの木のように月の明かりが木々を照らすことはありません。今年の11月20日は新月だからです。でも、最近は急に冷えだしましたね。モチモチの木の描写を思い出すほどです。寒さが応えますが、朝晩の冷え込みがキツイほど、紅葉は進むと言いますので、山々の景色が楽しみです。秋を飛ばして冬が来たような感じですが、木々は赤や黄色に色づいて、美しい時期です。朝や夕方の日差しが当たると時にきれいですよ。周囲に注意して山や星、月などの観察をしてくださいね。子どもだけでは危険です。
更新日:2025年11月20日 14:59:59