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体力アップサポーター事業 ボール運動
2週間前に引き続き、体力アップサポーター事業で投げる運動(ボール運動)の指導をしていただきました
低学年(1・2年生)は文字どおり、「ボールの投げ方」の基本を。右利きの場合、右足を軸足にして左足を前に出して、ボールを投げます。こうすることによって腰の回転運動の力をボールに伝えるからです。左利きの場合は、左右が全く逆になります。ボール運動に不慣れな子は利き手と同じ側の足を前に出すことがあります。これを防ぐために、低いハードルを跨ぐような形で勢いを付けて前に投げ出す練習をしました。コントロールも少しずつ意識しながら。
高学年(4・5・6年生)はもう少しゲーム性がプラスされて、相手に奪われないようにパスを出す、またはそのパスを邪魔してボールを奪うという動きです。敏捷性と頭脳プレーが要求されます。右に投げると思わせておいて、実は左にパスとか、相手の股の下を通して味方にパスを出すとか。ボール運動ですので、敵を欺くとかイライラさせてミスを誘うとかは作戦としてOKです!学校で人の欺き方を教えるのも不思議ですが、スポーツってそういう所もありますよね。
今日は校舎の中よりも運動場の方がお日様が直に当たって暖かく感じられるお天気でした。
指導を受けている子どもたちはそれぞれに楽しく体を動かしているのが見ていてよくわかるのですが、教師もインストラクターの指導法に感心して吸収していきます。いわゆる「引き出しが多い」。「腰をひねって投げるんだ!」ではなく、自然にそういう姿勢になるような環境を作ります。3人組で競わせることで、工夫が生まれます。インストラクターの方のこういった指導を目の当たりにすることによって、教師の指導力も高まります。他人の物を盗むのは犯罪ですが、こういった技術は大いに盗みたいところですね。
公開日:2024年11月21日 11:00:00
更新日:2024年11月21日 12:07:02