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情報モラル教室 高学年
低学年に引き続いて3校時は4・5・6年生の情報モラル教室でした。低学年と同じ部分もありましたが、後半は高学年用に内容が少し変わっていました。
フェイクニュースやエルサゲートと呼ばれる入り口だけみんながよく知っているキャラクターで関心を引いておいて、徐々に怖かったり気持ちが悪かったりするサイトに誘導する手口に注意することは同じだったのですが、高学年では自分からの発信についても踏み込んで考えました。いわゆる「個人情報」の発信であったり、発信したことへの書き込みのことであったり、本人の意図しない意見が返ってくることへの心の持ち方などを教えていただきました。小学生だけでなく、中高生でも同じことに注意です。顔が見えない世界でのつながりですので、むやみに「会いに行く」というのは危険です。年齢や性別もSNSの中で公表しているものが真実かどうかはわかりません。みんながみんな、嘘をついているわけではないでしょうが、一部には悪意をもって偽っている人もいます。ごく一部の悪い人のために、全体が危険で悪いものと見られるのもおかしな話です。有益なYouTubeや学習の支援をしてくれるサイト、同じ趣味を持つ人たちの連絡の場など、上手に使えば役に立つこともたくさんあります。そのためにも良いものと悪いもの、安全なものと危険なものを見分けられる知識や技術が大切です。タブレットやスマートフォンの使用がどんどん低年齢化している中、大人だけが加害者・被害者とは限りません。子どもも被害者だけでなく加害者にもなり得ます。検索サイトや健全なSNSを通じて、人と人がうまくつながれる道具として活用していきたいですね。
公開日:2025年09月01日 12:00:00
更新日:2025年09月01日 13:05:15