猪名川町立大島小学校

５・６年生の教室ではスクールカウンセラー（SC）によるこころの授業が行われました。カウンセリングというと病気を治す治療のように思いがちですが、スクールカウンセラーは相談する人と考えるといいかと思います。児童も保護者も相談することができます。時には教職員も相談をします。そして、守秘義務があるので相談事を他人に漏らしたりはしません。
個人差はありますが、高学年になると思春期と呼ばれる時期に入ってきます。こころとからだのバランスが崩れやすい時期とも言えます。５・６年生は悩み事や心配事があった時に一人で抱え込まず、誰かに相談していいんだよ。その誰かの中にカウンセラーもいるんだよ。ということを教えてもらっています。
上手く眠れない時の深呼吸のしかたも実体験しました。鼻から３カウントで吸って、口から５カウントで出す。お腹と胸に空気をゆっくり吸い込むイメージで。自分のこころやからだと向き合うための勉強ですが、向き合うということは闘うことではありません。自分を見つめ、対処法を考える。一人でなくても周りの人の協力を得ながら。
今日だけに限らず、相談事があるときにはSCの利用も考えてみてください。子どもたちだけでなく、保護者の方もどうぞ！ただ、SCが常駐しているわけではなく、本校には月に１回ぐらい来ていただくことになっています。予約等は教頭先生までご連絡ください。